しあさっての方には何があるでしょうか
知らなくてもいい日常を知ってしまう場所 ブログという名のネタ帳
遅くなりました・・・!
ということで昨日書けなかったヒバさん夢小説です。苦手な方注意。
すっごく長いので携帯の方特にお気をつけください。それではどうぞ!
すっごく長いので携帯の方特にお気をつけください。それではどうぞ!
正直、図書委員長なんてやりたくなかった。
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
放課後のこの時間、いつもはもっと静かなのに、雨が降った所為で図書室には人があふれている。
「静かにしてくださーい」
カウンターから呼びかけた私の注意する声に反応するかのように(実際反応したらしい)友達がカウンターの外で振り向いた。私の図書当番が終わるのを待っているのだ。
「何よ蒼、委員長やりたくないとか言っておいて。すっごいやる気じゃない。どうしたの?心境の変化?」
「別に、なんにも変化してないよ。」
「だったら何でそんなにやる気なの?」
「やる気になるから嫌なの。」
「あー・・・」
注意したばかりなのに、うるさい。図書室のマナーがなってない人ばかりだ。
図書委員長になると、こういうことがすごく気になってくる。だから嫌だったのだ。
でも、何もせずに図書室がうるさいのより、めんどくさいことをして静かになるほうがいいのだ。
「ごめん汐原さん、ちょっとこの仕事頼まれてくれる?」
「はい、いいですよ。どうされたんですか?」
「ちょっとあのうるさい集団、黙らせに行って来る。」(ニッコリ)
「は、はい・・・。」
(き、如月先輩、後ろから黒いオーラが漂ってます・・・!)
こんなときにヒールが履きたくなるなぁ(カツカツした足音が出せるから)、とか関係ないことを思いながら、うるさい集団の中でもいちばんうるさい組に向かっていく。
去年同じクラスになったけど、典型的な女子高生って感じの(よく言えば)元気のいい人達で、私とは全くそりが合わないような人達だ。
「・・・そうそう!かっこいいよね「すいません、ちょっといいですか?」
「・・・何?如月さん。」
「ちょっと静かにしてもらえませんか?周りの皆さんが迷惑してるので・・・」
「ああ、はい。」
よし。静かになった(ちょっと投げやりな返事だったけど)。やっぱり最初は物腰柔らかくが基本だよね。最初は。
ほかにも、ひとつづつうるさい集団を潰して静かにさせてきた。最初のほうに静かになってくれた人たちに釣られて、図書館全体も静かになってきた。
よしよし、この調子。
とか思ってた矢先、さっきのいちばんうるさい集団の近くを通り過ぎたとき、聞こえてしまった。
「何で私たちに最初に来るの?」「あ、わかった!男子に言うの大変だからこっちで力試ししたんじゃない?」「うわ、ありえそー」「うざっ」「なんでそんな小心者がこんなとこに注意しに来るんだって話」「ははははは」
決して大きい声ではないから、周りの人々に迷惑はかけてないだろうけど、気になる。
でも、実際周りに迷惑かけてるわけでもないし、自分のためだけにいくとか大人気ないって。と思って頑張って素通りした。
でも、それがいけなかったような気がする。
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
「はぁ・・・またうるさくなってきた・・・。全員に注意したのに・・・。ごめん汐原さん、もう一度頼まれてくれる?」
「はい、わかりました。頑張ってきてくださいね。」
やっぱりいちばんうるさいのはさっきの集団だ。どうにかならないものか。
「すいません。静かにしてもらえませんか?周りの皆さんが迷惑してるんです。」
これで静かになると思った。
「何でウチ等が静かにしなきゃいけないの?周りもうるさいじゃん。」
「そーそー、何でウチ等が最初なわけ?意味わかんないんだけど。」
「ほかのところに言ったら?ウザイんだけど。ここに集中して注意するのとか。」
立て続けに言われて、反論が出来なくなってしまう。自分は悪いことをやっているわけではないとわかっているはずなのに、どうしても声が出なくなってしまう。
周りの視線が痛い。
逃げ出したくなった。
「何してんの、君たち。」
後ろから、大きくはないがよく通る声がした。
この声は聞き覚えがある。聞き覚えがないはずがない。学校でいちばんの有名人だ。
「雲雀恭弥・・・さん。」
「僕の名前を聞きたいんじゃない。何をしてるのか聞いてるんだよ。」
「こっ、この人が私たちばっかりうるさいって注意して・・・」
ヒュッ
彼の学ランがはためいた。
いつの間にか、彼の腕にはトンファーが装着されていた。
「どんな理由があろうと、僕の前で群れることは許さない。それに、君たちはうるさくて注意されたんだろう?そんなことにも気づくことが出来ないの?」
一気に彼女たちの顔が赤くなる。
「ね、もう帰ろ。」
リーダーらしき一人の言葉で、全員が出入り口のほうへ駆けていった。
「あ、ありがとうございました。雲雀恭弥さん。」
「別にいいよ。群れてるの見るのが嫌だっただけ。それから、フルネームで呼ぶのやめてくれる?」
「は、はい。雲雀・・・さん。」
「あ、雲雀さんはどうして図書室に?」
「資料探し。」
「手伝いましょうか?」
「いい。」
そういうと雲雀さんは本棚のほうへ消えてしまった。
HAPPYBIRTHDAY雲雀さん!(今回からはスペルがわかったので(思い出したので)英語表記です!)
ということでヒバさん誕生日小説アップです。一日(もうすぐで二日)遅れてすいませんでした!しかもヒバさん出るの後半しかないし!最後尻切れトンボだし!
まあヒバさんの心境とか(ヒバさんのいい訳書いてて『ツンデレだ・・・!』とか思ったのは私です)この後どうなったかとかは皆様の心の中にありますから!どんどん妄想してください!
ついでにここでほかの5月5日・6日生まれの方のお祝いを。
5日 土方十四郎(銀魂) 芥川慈郎(テニスの王子様) 大前田希千代・遠野翠子(ともにBLEACH) 銛之塚崇(桜蘭高校ホスト部)(今日から入りました!)
6日 黒崎遊子・夏梨(ともにBLEACH)(というか双子) 辰巳(銀魂)
となっております。おめでとうございます(した)!
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
放課後のこの時間、いつもはもっと静かなのに、雨が降った所為で図書室には人があふれている。
「静かにしてくださーい」
カウンターから呼びかけた私の注意する声に反応するかのように(実際反応したらしい)友達がカウンターの外で振り向いた。私の図書当番が終わるのを待っているのだ。
「何よ蒼、委員長やりたくないとか言っておいて。すっごいやる気じゃない。どうしたの?心境の変化?」
「別に、なんにも変化してないよ。」
「だったら何でそんなにやる気なの?」
「やる気になるから嫌なの。」
「あー・・・」
注意したばかりなのに、うるさい。図書室のマナーがなってない人ばかりだ。
図書委員長になると、こういうことがすごく気になってくる。だから嫌だったのだ。
でも、何もせずに図書室がうるさいのより、めんどくさいことをして静かになるほうがいいのだ。
「ごめん汐原さん、ちょっとこの仕事頼まれてくれる?」
「はい、いいですよ。どうされたんですか?」
「ちょっとあのうるさい集団、黙らせに行って来る。」(ニッコリ)
「は、はい・・・。」
(き、如月先輩、後ろから黒いオーラが漂ってます・・・!)
こんなときにヒールが履きたくなるなぁ(カツカツした足音が出せるから)、とか関係ないことを思いながら、うるさい集団の中でもいちばんうるさい組に向かっていく。
去年同じクラスになったけど、典型的な女子高生って感じの(よく言えば)元気のいい人達で、私とは全くそりが合わないような人達だ。
「・・・そうそう!かっこいいよね「すいません、ちょっといいですか?」
「・・・何?如月さん。」
「ちょっと静かにしてもらえませんか?周りの皆さんが迷惑してるので・・・」
「ああ、はい。」
よし。静かになった(ちょっと投げやりな返事だったけど)。やっぱり最初は物腰柔らかくが基本だよね。最初は。
ほかにも、ひとつづつうるさい集団を
よしよし、この調子。
とか思ってた矢先、さっきのいちばんうるさい集団の近くを通り過ぎたとき、聞こえてしまった。
「何で私たちに最初に来るの?」「あ、わかった!男子に言うの大変だからこっちで力試ししたんじゃない?」「うわ、ありえそー」「うざっ」「なんでそんな小心者がこんなとこに注意しに来るんだって話」「ははははは」
決して大きい声ではないから、周りの人々に迷惑はかけてないだろうけど、気になる。
でも、実際周りに迷惑かけてるわけでもないし、自分のためだけにいくとか大人気ないって。と思って頑張って素通りした。
でも、それがいけなかったような気がする。
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
「はぁ・・・またうるさくなってきた・・・。全員に注意したのに・・・。ごめん汐原さん、もう一度頼まれてくれる?」
「はい、わかりました。頑張ってきてくださいね。」
やっぱりいちばんうるさいのはさっきの集団だ。どうにかならないものか。
「すいません。静かにしてもらえませんか?周りの皆さんが迷惑してるんです。」
これで静かになると思った。
「何でウチ等が静かにしなきゃいけないの?周りもうるさいじゃん。」
「そーそー、何でウチ等が最初なわけ?意味わかんないんだけど。」
「ほかのところに言ったら?ウザイんだけど。ここに集中して注意するのとか。」
立て続けに言われて、反論が出来なくなってしまう。自分は悪いことをやっているわけではないとわかっているはずなのに、どうしても声が出なくなってしまう。
周りの視線が痛い。
逃げ出したくなった。
「何してんの、君たち。」
後ろから、大きくはないがよく通る声がした。
この声は聞き覚えがある。聞き覚えがないはずがない。学校でいちばんの有名人だ。
「雲雀恭弥・・・さん。」
「僕の名前を聞きたいんじゃない。何をしてるのか聞いてるんだよ。」
「こっ、この人が私たちばっかりうるさいって注意して・・・」
ヒュッ
彼の学ランがはためいた。
いつの間にか、彼の腕にはトンファーが装着されていた。
「どんな理由があろうと、僕の前で群れることは許さない。それに、君たちはうるさくて注意されたんだろう?そんなことにも気づくことが出来ないの?」
一気に彼女たちの顔が赤くなる。
「ね、もう帰ろ。」
リーダーらしき一人の言葉で、全員が出入り口のほうへ駆けていった。
「あ、ありがとうございました。雲雀恭弥さん。」
「別にいいよ。群れてるの見るのが嫌だっただけ。それから、フルネームで呼ぶのやめてくれる?」
「は、はい。雲雀・・・さん。」
「あ、雲雀さんはどうして図書室に?」
「資料探し。」
「手伝いましょうか?」
「いい。」
そういうと雲雀さんは本棚のほうへ消えてしまった。
HAPPYBIRTHDAY雲雀さん!(今回からはスペルがわかったので(思い出したので)英語表記です!)
ということでヒバさん誕生日小説アップです。一日(もうすぐで二日)遅れてすいませんでした!しかもヒバさん出るの後半しかないし!最後尻切れトンボだし!
まあヒバさんの心境とか(ヒバさんのいい訳書いてて『ツンデレだ・・・!』とか思ったのは私です)この後どうなったかとかは皆様の心の中にありますから!どんどん妄想してください!
ついでにここでほかの5月5日・6日生まれの方のお祝いを。
5日 土方十四郎(銀魂) 芥川慈郎(テニスの王子様) 大前田希千代・遠野翠子(ともにBLEACH) 銛之塚崇(桜蘭高校ホスト部)(今日から入りました!)
6日 黒崎遊子・夏梨(ともにBLEACH)(というか双子) 辰巳(銀魂)
となっております。おめでとうございます(した)!
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HN:
人色橡(ひといろくぬぎ)
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/01/30
職業:
大学生
趣味:
ネットサーフィンから派生したいろいろ
自己紹介:
もうここにごちゃごちゃ書いてあるの面倒なのでやめにしました。ま、とりあえず趣味はいろいろっちゅーことで。
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