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久しぶりです

 ということで、また小説書きます。一日一本とか言っといてなんだ、おい。

 ま、そういう突っ込みはおいといて、テニプリのギャグです。バレンタインの前から暖めておいたやつです。

 40.5のネタバレです。それでもいい方はどうぞ!

柳沢:なあ裕太、ババ抜き、俺とババ抜きするだーね!

裕太:あ、先輩。・・・いいですけど、何度やっても結果は同じですよ?

柳沢:そんなこと無いだーね!今度は勝つだーね!!

裕太:はいはい・・・じゃ、始めましょうか。

 二人が双子のカードを出し終える。

柳沢:じゃ、俺から行くだーね。

裕太:どうぞ。

 二人はいつものように、集中するために無言になる・・・はずだった。でも、今日は違った。

柳沢:なあ、裕太、お前って、何でここ来ただーね?

裕太:え?

柳沢:なんでこの学校に来たのかって言ってるだーね!

 そう言いながら、柳沢は裕太のカードを引く。

裕太:なんでって・・・ここのテニス部に入りたかったからですよ。

柳沢:そうじゃなくて、何でこの寮に入ったかって訊いてるだーね。別に電車で一時間くらいなら、家から通えばいいだーね。

 裕太が柳沢のカードを引く。

裕太:お、やった。・・・それはですね・・・

 裕太のカードから双子が生まれ、中央に捨てられる。柳沢がカードを引く。

柳沢:・・・うわっ・・・何だーね?

裕太:・・・と一緒に住むのが、もううんざりだったんですよ・・・。

 裕太はババのカードが引かれたというのに、言葉通り『うんざり』した表情で言った。

柳沢:え?なに?誰って言っただーね?

 柳沢は二枚になった他人同士のカードを背中で混ぜる。

裕太:姉貴が・・・

柳沢:ええ!?あのきれいな人のどこがいけないんだーね?

 柳沢の二枚が裕太の前に出される。

裕太:だって!

 裕太の声が大きくなる。

裕太:姉貴は●●で▲▲だったり××で▼▼なことしたりするんですよ!?

 絶句しそうになるところを、聞き手が自分しかいないことに気づいた柳沢は、どうにかして相槌を打つ。

柳沢:そ、それは・・・キツイだーね・・・。

 姉の過去を思い出したのだろう、裕太は再びうなだれて柳沢のカードを選ぶ。

裕太:だから・・・ここに来て姉貴と少しでも離れたかったんです・・・。・・・あ。

柳沢:・・・って、あー!何でババじゃないほう選ぶんだーね!?だーもー59敗目だーね!

裕太:お粗末さまでした。

柳沢:今日は裕太の弱点を突いて裕太に負けさせる作戦だっただーね・・・それなのに・・・

裕太:それってずるくないですか?

 その後1時間、裕太の気を逸らせようと奮闘した柳沢だったが、裕太に無視し続けられた上、連敗記録を10ほど増やしただけだった。


 今回の苦手発覚さんは裕太君です。決して柳沢の方ではないですよ。

 本当に苦手なのは姉貴。

 にしても・・・裕太君なんか切り替え早いな。


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