しあさっての方には何があるでしょうか

報道ステーションである若手力士さんがいじめで暴行にあって亡くなったニュースを見てました。

　学校で沖縄研修への活動の一環として『チビチリガマ』（沖縄に多くある防空壕のひとつ）の話を読んだんです。そこには「米軍に殺されるなら天皇のために死のう」と言って死んでいく人たちの話が書いてありました。

　これだけ読めば、これを読んだ皆さんは『戦争は怖いな』と思って終わりかもしれません。でも、そこにはこれだけじゃない、チビチリガマであった会話のすべてが載っていました。
　これを読んで、私は戦慄しました。そして、『戦争』の話を聞いた中で一番の衝撃を受けました。戦争を起こす時代の、国民にこのような考えを持たせる国を、天皇を、怖いと思いました。

　実は、私は６枚くらいあるプリントの１枚半くらいしか読んでません。それでもこれだけ衝撃を受けたのです。もうこれ以上読みたくないと思ったのです。これを本当に体験した人の恐怖は計り知れないでしょう。

　こんな風に封印したくなるような過去を持つのなら、戦争は絶対にしたくないです。

　最初の話からなぜこんな戦争の話になったかと言うと、ニュースを聞いたとき、このチビチリガマの話を読んだときと同じ気持ちになったんです。
　つまり、『こんなことで命を落としてはいけない』と。

　死んでしまうと言うのは、もうこの後どうにもできないということです。それを自分の手や力不足などではなく、他人の意思だけで捻じ曲げられてしまう。こういうことがあってはならないと思ったのです。

　もうどう表現すれば自分の気持ちを言い表せるのかわからなくなりました。ここでこの話切らせていただきます。こんな暗い長い話を読んでくださりありがとうございました。