しあさっての方には何があるでしょうか

　面白かったですよ。とっても。

　ただすぐ読めちゃったかな。ライトノベルより軽かったです。だから文章読むの嫌いな人に読んでほしいです。
　そして、読んだら「勉強しなきゃ」って気になるので勉強嫌いな人にも読んでほしい。


　内容としては「高校生までの菅さんの経緯・高校で宇治原さんに会う」「芸人としてにネタ付けに京大へ行くための宇治原さんの頑張り」「本格的に芸人になるための二人の頑張り」という三つの章に分けられると思います。それぞれ面白かった。

　まずは高校生までの経緯。・・・宇治原さんち面白すぎる。いや、多分傍から見ないと面白くないけど。近くにこんな家族がいたら面白いと思う。

　京大への頑張り（菅さんは大阪府立）。宇治原さんの勉強法はすごすぎる。でも今受験生の皆さんは使えない方法だな。だって一年かけてやる方法なんだから。
　そして京大の見学。・・・変人多すぎだろ。
　菅さんも楽しいな。マークの答えを過去問の確率で出すとか（笑）　皆さんはまねしちゃいけません。
　そして菅さんは落ちました。宇治原さんは受かりました。

　菅さんはその後一年頑張ります。がんばりがすごすぎる。一年こつこつやれば結果がついてくるんですね。浪人した予備校で上位になったとか。

　そんなことをしている間、宇治原さんは「ＴＡＮ（適度に　遊ぼう　ネットワーク）」というサークルに入ったりしてました。おいいいいいいいいいい

　そして菅さん大阪府立合格。さてこれから芸人になる道だ。
　菅さんの行っていた予備校に講師として来て、その時名刺をもらっておいた吉本の関係者さんに教えてもらってオーディションに。オーディションも大変なようです。道歩いてる人に配るために自腹で買うチケットを徹夜して買わなきゃいけないとか・・・！

　苦労して苦労して、やっと合格してプロフィールを書いたら「京大行っている」「大阪府立（ｒｙ」というところに注目され、テレビにも出られたそうです。・・・頑張るっていいね。


　方法を示されたりするとやっぱり「勉強しなきゃ」と思います。それに勉強できる人でなくそうでない人が文章を書いているのでとっつきやすいし何より共感できる。頭いい人なんて少ないんだからそりゃそうなのかもしれませんけどね。

　とにかく、勉強する気がある学生さんは是非！！いや、今度のセンター受ける方はこんな時間は無いでしょうし何より「こうすればよかったのか！！」って思って落ち込むこと必須。だから受験終わったら読みましょう（笑）

　勉強する気が起きなくなったら読もうかな。